緊急避妊にはエラ!

アフターピル(緊急避妊薬)の種類を解説

アフターピル(緊急避妊薬)の種類

アフターピルと呼ばれる医薬品にはエラを初め、複数の製品が存在しています。

薬の種類によって服用し効果が得られる時間も違っていれば、中には少々特殊な方法での緊急避妊という方法もあります。

そのため、アフターピルによる避妊の際には自分にとって最も良い方法を選択する必要があります。

しかしアフターピルを使用しないといけない事態に陥った際に、どういった方法が良いのかを調べる余裕というのは恐らくありません。

使用しないといけない、そんな事態に陥る前に、どういった方法、どういった薬を使用すれば緊急避妊が可能なのかを知っておきましょう。

エラ

最初に紹介するのは「エラ(ella)」です。

エラはトルコの製薬会社、アブディイブラヒム社が製造と販売を行っている製薬会社になります。

有効成分として「ウリプリスタール酢酸エステル」という名称の黄体ホルモンが配合されています。

服用の際には他のアフターピルと同じく、体内のホルモンバランスに影響を与える事によって、緊急避妊を可能とします。

エラの特徴として、有効成分であるウリプリスタール酢酸エステルの影響により、避妊に失敗してから120時間、約5日もの間緊急避妊が可能であるという特徴があります。

したがって、一般的なアフターピルでは実現できないような、長時間の緊急避妊が可能となっています。

通販サイトでの販売価格は1錠で約5,000円、2錠で9,000円、3錠で12,000円前後となっています。

医療機関で処方を受ける場合、1錠で10,000円前後の場合がほとんどのため、通販を利用した場合、非常に少ない負担で緊急避妊が可能となっています。

服用方法は非常に簡単で、避妊に失敗してから120時間以内にエラを1錠、有効成分のウリプリスタール酢酸エステル30mgを水や白湯で服用するだけです。

エラの避妊成功率というのは120時間を境に急激に低下していきますが、それ以前であっても避妊失敗から時間が経つに連れて、ゆるやかに低下していきます。

したがって、エラを服用する際には可能なかぎり早く服用する、遅くとも120時間以内に服用するというのを心がけるようにしましょう。

ノルレボ

次に紹介するアフターピルは「ノルレボ」です。

ノルレボはHRA Pharmaという製薬会社が製造するアフターピルで、世界各国で使用される非常に効果の高いアフターピルです。

ノルレボは有効成分として「レボノルゲストレル」という黄体ホルモンを模して作られた人工のホルモン製剤が使用されています。

エラとの大きな違いとして、使用し効果が得られる時間がエラと比べて48時間、まる二日ほど短いという違いがあります。

したがって、エラは避妊に失敗してから72時間以内に服用しなければ、緊急避妊が行えません。

そして72時間以内に使用したとしても、避妊に失敗してから72時間計化するまでの間、時間の経過によって避妊成功率は徐々に低下していくため、服用時には可能な限り早く服用する必要があります。

ノルレボの特徴として、ジェネリックの多さがあります。

ノルレボは世界各国の製薬会社がジェネリックと呼ばれる成分を模倣したアフターピルを製造しています。

したがって、ノルレボと同等の効果を得たいという時には、ノルレボのジェネリックを選択するということが可能です。

服用方法は避妊に失敗してから72時間以内に1錠水もしくは白湯で服用するだけです。

販売価格は1錠入り1箱約3,300円、2箱6,300円、3箱9,000円、5箱14,000円、10箱26,300円となっています。

エラと比べて価格が安く、同時に購入できる数も多いため、安価にアフターピルを使用したいという時にも非常にオススメできます。

ヤッぺ法

最後に紹介するのはヤッペ (Yuzpe)法と呼ばれる緊急避妊の方法です。

この避妊方法というのは、アフターピルとしてノルレボが承認を受ける前に採用されていた避妊方法です。

具体的な方法としては、アフターピルではなく1錠辺りの成分量が多い「中用量ピル」と呼ばれる経口避妊薬を避妊に失敗してから72時間以内に2錠服用し、12時間後に再度2錠服用する、というものです。

ヤッペ法の特徴としては、アフターピルと比べて必要となる費用が安いという特徴があります。

ノルレボやエラを病院で処方してもらう場合、1錠で10,000円ほどの処方費が必要となります。

しかしヤッペ法の場合、5,000円程で中用量ピルを必要な分処方してもらうことができます。

通販を利用した場合、ヤッペ法に用いるプラノバール錠は20錠で1,000円前後と更に安く購入できます。

したがって、ヤッペ法は非常に安く緊急避妊ができるというメリットがあります。

しかしデメリットとして、ノルレボやエラを使用した緊急避妊と比べて副作用の発現率が非常に高く、そして症状の度合いを見ても重いというデメリットがあります。

したがって、現在このヤッペ法と呼ばれる緊急避妊の方法は医療機関などでも推奨はしておらず、医師もノルレボやエラを使用した避妊が推奨されています。

一度の避妊に必要となる価格という面で見た際には、このヤッペ法というのは非常に大きなメリットがあるのは確かです。

そのため、選択肢としてヤッペ法というものがある、というのは覚えておいて損はない知識であるといえます。

アフターピルのオンライン処方について

アフターピルを医療機関で処方してもらう場合、一般的には医師による診察を受ける必要がありますが、近年「アフターピルのオンライン処方」というものが注目を集めています。

このオンライン処方というのは、専用のアプリを使用し予約を行い、予約時間までにウェブ上にある問診票に記載を行うというものです。

この手続きを済ませておけば、後は時間がやってきた時に医師による問診をアプリや電話を経由して受けるだけで、自宅までアフターピルが配達されます。

オンライン処方を行う医療機関が登場した理由として、必要とする人全てが医療機関を受診できる訳ではない、という理由があります。

地域によって人のプライバシーに関する考え方や意識といったものは異なり、アフターピルの処方を受けるということが非常にハードルの高い行為となる地域も存在しています。

そういった地域の場合、医師の診察を受けて受けてアフターピルを処方するという行為よりも、何かしらの形で問診を受けるだけでアフターピルを入手できる環境を作り出す必要があります。

そういった環境づくりの一環として、アフターピルのオンライン処方が行われるようになりました。

オンライン処方の際に配達されるアフターピルは使用できる時間の長いエラのため、もしエラを使用した緊急避妊を行いたい場合、オンライン処方を受けるというのも検討してみると良いかもしれません。

まとめ

緊急避妊の方法はエラを使用するだけでなく、ノルレボの使用という方法や、ヤッペ法と呼ばれるそもそもアフターピルを使用しない方法も存在しています。

したがって、自分の身体や金銭的な事情など、より自分にとって良い手段での緊急避妊が可能となっています。

また、医師による診察を受けた上でアフターピルを処方してもらいたいという場合は医療機関へ自分が行かずとも、オンライン上で問診を受けるオンライン処方という方法も存在しています。

自分にとって最も良いと思える方法で、精神的な不安や負担を少なくしながら、確実な緊急避妊を行いましょう。